2021.04.09 新しい「場づくり」の可能性を感じる「GOOD PARK」第2弾がオープン 見慣れた風景に突然「公園」が出現?注目の可変式・移動式公園プロジェクトの第2弾がオープン 寄居町の遊休地を活用して可変式・移動式の公園を生み出す「 GOOD PARK」プロジェクト。 その第2弾が4月3日寄居町中心市街地にある消防署跡地にオープンした。 GOOD PARKは造園関連業者やデザイナーなどからなる有志団体によるプロジェクト。 まちの賑わい創生や経済効果の検証などを目的に企画され、昨年10月には第1弾を成功させている。 第1弾は中心市街地に新たに開発される公園予定地に設置されていたが、公園の工事着手にともない2月末に終了。 町内外からの多くの継続希望の声を受け、約2ヶ月というわずかな準備期間のみで再びGOOD PARKが誕生した。 GOOD PARKでは公園に必要な木々や植物を「植栽パレット」と呼ばれる移動可能なボックスに寄せ植えしているため「場」ごと移転できることが強みだ。 今回も第1弾で使われた植栽パレットや、分解可能なテーブルやイスなどが使われている。 GOOD PARK内の植栽は全て「植栽パレット」で寄せ植えされており、街路樹の新たな可能性を見出す実証実験の役割も担っている。 小さな里山を思わせる地元の造園業者による寄せ植え。 オープニングイベント寄居町副町長や地域の区長なども参加。 新たな憩いの場の誕生に町民も期待を寄せている。 民間が行政と連携するGOOD PARKのような「新しい場づくり」の手法は、これからのスタンダードになるのかもしれない。 大きな可能性を感じる幕開けとなった。 公園内には出店スペースも用意されており、レンタルが可能。 今後はイベントなども開催される予定とのことで、これからの展開が楽しみだ。 コロナウイルス感染対策のため大々的なオープニングイベントは行われなかったが、参加者は早速思い思いに新しい公園を楽しんでいた。 これまでもその場所にあったかのように、まちの風景に馴染むGOOD PARK。たまたま通りがかった近隣の住民も興味津々そうに眺める。 GOOD PARK 〒369-1203 埼玉県大里郡寄居町寄居983−2 <利用・広場設営に関する問い合わせ> まちづくり寄居(寄居町中心市街地活性化プラットフォーム)まで。 トップページ メールまたはフェイスブックにて受付。 Tweet Share Hatena RSS 寄居町の路地が熱い!女性が喜ぶ移動型マルシェ「Wa-cha市」が開催